アメリカ西海岸2日目。引き続き自分の記録も兼ねて書いていく。
(1日目はこれ→コンピュータ歴史博物館に行ってみた:アメリカ西海岸①)
Caltrain乗車
今日こそは気を取り直してCaltrainに乗る。
Mountain View駅で待っていると機車が来た。なかなか迫力がある。
でかくて重そう。
ホームで自転車と一緒に待っている人も写っているが、客車には自転車積載スペースがしっかりある。
駅構内や改札を通ることを考えると日本ではこうはいかないだろうな。
そういえば1日目では言っていなかったが、スマートフォンのウォレットにClipper Cardを入れていくらかチャージしておけばVTAやCaltrainはタッチするだけで乗れるので便利。
チャージもスマフォで完結する。当然だがチャージしすぎて残るともったいないので計画的に。
私は残高が$4.55も残ってしまったが、バス停でチャージしてバスを待っていたら来たバスの運転手に「リーダー壊れてるから乗っていいよ」と言われて運賃がタダになり残ってしまった。
というか数日アメリカを旅行しただけなのにリーダーが壊れていたりバス故障で遅延したりして何回かタダになった。なかなかてきとうである。
Caltrainの客車は日本車両製の模様。新型はボンバルディアらしいが。
そして総2階建て。登ってはみたが行先はPalo Altoなのですぐ降りる。
Palo Altoで降りたらバスに乗り換え。
テック企業の本社を回ってみる
まずはMetaの本社看板を見学しに行く。
いい時間にいいバスがないので近くまで行きそうなバスに終着まで乗ってあとは歩く…
ほぼ誰も歩かないであろう道を3kmちょっとくらい歩いた。
周りは本当に何もない。遠くにMetaのキャンパスだけが見えるのでそこを目指して歩く。
マジで車で行った方がいい。駐車場止めていいのか知らんけど。
特にどこかに入れるわけでもないので建物を眺めつつMeta看板に到着。
以前FaceBookだったころはサムズアップマークの看板が有名だったようだが今はただのMetaのマーク。
写真を撮っていたら警備員が来てどこかのプレスの人間か聞かれたが、自分用だよって言ったら帰ってった。
多分自撮りするでもなく一眼レフでカシャカシャやってたせい。
これはまぁ有名な話であるが、Meta看板の裏を見るとSun Microsystemsの看板である。
Metaのキャンパスはかつてサンマイクロのキャンパスであった。諸行無常。
Hewlett-Packard創業の地
Meta本社を見ることには成功したので再びPalo Alto駅方面に戻りたいが、暑くて歩きたくなくなったのでアプリでUberを呼んで乗車してみた。
使い方は簡単、来た車はトヨタのカムリハイブリッドで運転手の中東系?なおじさんがいろいろ話しかけてくれた。
Palo Alto駅ではなく少し手前で下車するとHewlett-Packard創業の地がある。
中は見られなかったがここのガレージで創業したらしい。
個人的にサーバーはHPE派。ここへの立ち寄りは必須だ。
再び駅に向かって歩く。Palo Altoの街並みってこんな感じ。
知らなかったけどPalo Altoって土浦市と姉妹都市なんだな。
市役所の前に世界の姉妹都市の看板がついていた。
Palo Alto駅に戻ってきた。今度はAppleの本社に向かってみる。
列車が来るまで時間があるのでベンチに座ってスマホを見ていたら女性が来て
「反対側のホームに行きたいんだけどどこからいけますか?」と。
いやーお姉さん、聞く人まちがったと思いますね。
ホームの階段降りたら地下通路で何ヵ所かつながっているんだけど、英語でスムーズに説明できる気がしないので階段のとこまで連れていって「この階段降りるんだよ」って言ったら「ここ降りて地下の通路を右の方に行けばいいのね!」って勝手に納得してくれたのでセーフ。
ここは初めてなんです「I’m a stranger here.」っていうフレーズが中学の英語の教科書に書いてあったなとふと思い出す。
Apple Parkへ
CultrainをSunnyvaleで下車しバスに乗り換え。
バスの出発時間を過ぎてるのに運転手は運転席でランチを食べていた。
そんなに急いでいないのでいいけど結局数分遅れで出発。
やってきました、ここはApple本社、アップルパークのVisitor Center。ほとんどAppleショップである。
一応本社の模型なども展示されていたが、逆に言えばそれくらいかな。
有名なドーナツ型の本社は道路を挟んだ反対側なのだが、正直地上から見てもよくわからない。
インターネットで本社を検索して出てくる写真はだいたい空中からだもんな。
正面入り口がどこかはわからんが、歩いて行くにはなにしろ敷地が大きすぎる。
ここが本社かくらいの感想しかないが、Appleファンなら見に行ってもいいかも。
巨大とはいえ一企業の本社であって観光地をやっているわけじゃないから変に期待をしてはいけない。
とにかくApple本社を訪問したことによりGAFAMのうちGAFまでの訪問実績は解除したわけである。(今はFがMetaになったのでGAMMAなのかな)
Intel Museum
再び下車したバス停に戻りSanta Clara方面のバスに乗る。
Santa ClaraからはUberを呼んでIntelの本社へ。
バスは乗り継ごうと思うと接続がよくないので1本で行けない時はUberがいいね。
来たのはプリウスだった。
ここは中にグッズショップやIntel Museumがあるので楽しい。
ロゴ入りのボールペンとか手軽に配れそうなお土産も買えるしいいと思う。
広くはないけど主要製品が展示されていたり、自分は古い機械物も好きなので十分楽しめる内容だった
。おすすめ。
そろそろ日も傾いてきたし、飛行機の時間もあるのでサンノゼ空港にぼちぼち向かう。
向かうが、NVIDIAとかも見ておきたい。
歩いていると見たことがあるような企業のロゴがあちこちにあった。さすがシリコンバレー。
一応servicenowも仕事で触ったので一枚。
さすがに歩いて空港までは行けないので途中からバスに乗車。
それにしてもまたそこそこの距離を歩いてしまった。
シアトルへ
空港に向かう途中Santa Claraでバスを乗り換えたのでほんとは初日に見るはずだった駅舎を撮影。
サンノゼ空港の国内線ターミナル。結構空いていた。
国内線搭乗でもIDの提示を求められる。旅行客はパスポートだね。
日本と違いペットボトルなどは未開封でも制限エリアにもち込めない。
でも中で買うと高いんだわ。なんか空の容器だけ用意しておくと給水所で給水できてよいかも。
搭乗ゲートでの案内は音声も不明瞭だしとても早口だし定型的なところ以外何言ってんのかよくわからなかったけど周りの空気を読んで無事搭乗完了。
上の写真の電光板にも出ているが搭乗したのはデルタ航空 DL1334。機材はA220-300、レジ番N315DU。2022年導入の新しい機体だった。
DELTAの機内サービスはジュースを缶単位でくれるので良い。お菓子もくれる。
シアトルには21時を過ぎた頃に到着、空港から歩いてすぐのシータックのホテルにIN。
写真で見るとまぁまぁだけど実際は古くて少々陰気臭い。
フロントの対応は悪くなかったし安いから文句は言うまい。2泊することになるので翌日はすべての荷物を持って歩かなくて済む。
この日は洗濯バッグで洗濯をしてから就寝。
翌日はレドモンドのMicrosoft本社を訪問したあとシアトル市内を観光する。
③に続く…
(レドモンドとシアトルを訪問:アメリカ西海岸③)