今話題のVRとやらだが、自分も欲しくなったので買った。10月13日にPSVRの発売を控え、買うならPSVRが出る前だろうと思い現金を握りしめ札幌のツクモへ。
外箱だと持ち帰り重いとかいう話も見たが、店では内箱が積んであった。VIVEは予約特典としてGoogleのTiltBrushを含め3本のソフトのアクティベーションコードがもらえる。自分の場合は事前の処理なくそのまま店頭で買ったのだけれどSteamのアクティベーションコードはもらえた。いつまで配ってるのかは不明。
VIVEの箱をニヤニヤしながら抱えJRで帰宅、さっそくセットアップを行う。
2つのベースステーションは部屋の対角、2m以上に設置とある。床置きでも一応可能らしいが自室はアングルラックだらけなので簡単に固定することができた。床から2mは確保できていないものの1.7-8mくらいで今のところ問題はないようだ。
壁に穴をあけるビスなど付属していたが壁に直接ねじ止めしてしまう人は少数だろう。
リンクボックスの接続はUSBとHDMI又はDisplayPort。実はグラフィックボードには既にモニタが4枚繋がっていてこれ以上出力は出せないのだが、ポートが5つあるので余ってるHDMIポートからケーブルを伸ばした。VIVEで遊ぶときはどこかのモニタを殺してリンクボックス側を生かす。
Oculus RiftやOSVRと違いVIVEでうりにされているルームスケールで遊ぶには最低で2×1.5mの空間が必要とされている。自室ではなんとか確保できたが最小ギリギリだとルーム測定の際に苦労するかもしれない。
なお、後から気づいたのだけどSteamVRの開発者タブからクイック補正かければトレースなんかしなくてもすぐだった。
ちなみに、SteamVRで遊ぼうとするとSteamログインステータスに[VR]アイコンがでる。友人に言わずしばらくこっそり遊ぼうとするならば、手動でオフラインにでもしておかないとバレバレである。
とりあえずチュートリアルを走らせて、没入感の凄さに驚いた。お世辞にもディスプレイは高精細とは言い難いが一度世界に入り込んでしまえば自分は気にならなかった。
4Kディスプレイを購入した際にゲーミング環境としてこれ以上はないだろと思っていたのが見事に覆されてしまった。トラッキングも素晴らしく、もっと酔ったりする覚悟だったのにまったくその様子もない。
今回も半ば衝動買い的なところがあった。しかしVRは期待以上だ。
システム要件がなかなかハードではあるが元々ゲーミングPCを持っているならば追加の10万でこの体験は十分元が取れる。