ファミコンのコンポジット出力改造

ファミコンで遊ぶ分にはRF出力でもまったく問題はないのだが、コンポジット出力は音がいいということで紅白ファミコンを改造してみた。

 

今回改造される個体はこいつ。

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FFマーク付きの後期型で基盤はHVC-CPU-GPM-02。

今回紹介する改造はこのバージョンでしかできない。HVC-CPU-07とかその他のバージョンはとりあえず他のサイト見てください。

 

そして用意したパーツはこちら。

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・カーボン抵抗1/4W 51Ω 2個

・電解コンデンサー 220uF

・無極性電解コンデンサー 47uF

・ユニバーサル基盤の端くれ

このほかにコンポジットケーブルを用意した。

 

本来なら抵抗は100Ω程度を1個でいいのだが、手持ちに100Ωがなかったので仕方なく51Ωを直列に繋いだ。また、電解コンデンサだが、無極性のオーディオ用なんかつかわなくていい。これも手持ちの関係。220uFのコンデンサなどその辺の壊れた機械から外してきた。

抵抗は画面の明るさに影響する。75Ωくらいから百数十Ωまで好きなのをつければいいと思う。

んで基盤に配置したのがこれ。

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どのように繋げるのかというと

オーディオ:[ファミコン基盤]ー[+ 47uFコンデンサ]ー[RCAケーブル]

ビデオ:[ファミコン基盤]ー[+ 220uFコンデンサー]ー[抵抗]ー[RCAケーブル]

このように繋げる。実に簡単だ。

RCAケーブルの-側はGNDに繋ぐこと。

 

実際にファミコンに取り付けてみる。

 

 

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こんなところになんとか収まった。イジェクトも干渉しない。

基盤との接続はこうだ。

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左からオーディオ、ビデオ、GND。

 

 

完成。電子工作の経験があればすぐにできると思う。まぁ自己責任で適当にやってください。

自分はむしろ組み立てより机から転がり落ちた220uFのコンデンサーを探す方が時間かかった。

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縦縞対策はこちら