久しぶりにハードオフに行ってきたらこんなものが
ご覧の通りソニーの3chのマイクミキサー MX-600
なかなかの美品である。ネジなども一切錆びていない
動作もガリ一つなく大変良好だ。つまみが大きく、適度な抵抗感があるためかなり操作しやすい
スムーズにレベル調整ができる
背面にはそれぞれLINE入力とMIC入力があり、標準フォンジャックだ
まぁただのマイクミキサーだったら買わないわけで、
裏面を見ると…
いかにも時代を感じるプレート
調べたところ、どうやらこのプレートには別な種類があるようで、MX-600が太字になり、SONY CORPの下がTOKYO JAPANからMADE IN JAPANになっているバージョンも存在するようだ。おそらくこの個体は変更前のプレートだろう。
そしてこのロゴ
上がSONY TC-K75のロゴで下は今回のミキサーのロゴだ
別に画像を編集してつぶした訳ではない
ソニーの古いロゴなのである
歴代ソニーロゴの一覧画像を見る限り、1962年から1969年まで使われていたロゴとみて間違いないと思われる
さらにテープデッキ、SONY TC-777MのマニュアルにオプションとしてMX-600が掲載されているから、これはもう1960年代の製品とみて間違いない
半世紀前のミキサーとは恐ろしいものだ
最後にもう一つ
フォンの形が違う!
左手が今のフォンプラグ、どこにでもあるカナレのF15型
右手がソニーのフォンプラグ
どう見ても先が丸くてくびれが浅い
両者は互換性があるのだが、昔のフォンジャックに今のフォンプラグを差すとやや硬い…ような気がする
…とにかく機材がまた一つ増えましたとさ